ニュース その他分野 作成日:2018年4月16日_記事番号:T00076508
中部科学工業園区(中科)管理局の陳銘煌局長は、中科の入居企業の2017年の従業員1人当たり売上高は約1,300万台湾元(約4,700万円)に達し、新竹科学工業園区(竹科)、南部科学工業園区(南科)を加えた3大科学園区の平均700万元、および台湾全土の科学園区の平均200万元をそれぞれ大きく上回ったと明らかにした。14日付工商時報が報じた。
中科入居企業の17年売上高は5,600億元以上、従業員は約4万3,000人。
陳局長は、中科入居企業の従業員1人当たり売上高が高い要因として、精密機械の技術に加え、ロボットアームや人工知能(AI)など最先端のスマート製造技術を導入してきたためと説明した。
橋椿金属(サンスプリング・メタル)は中科の新工場に最先端のスマート製造設備を導入し、蛇口やシャワーヘッドなどを生産している。同社の楊慶祺執行長は、以前は生産を13の工程に分けていたが、生産ラインを1本化したことで、ライン1本当たりに必要な従業員が以前の137人から6人に減り、15~32秒で1つの製品を生産できるようになったと説明した。
中科管理局では13日、8月6~11日に台中市で開催される人型ロボットによるサッカーの世界大会「FIRAロボワールドカップ2018」の大会旗の引き渡し式が行われ、陳良基科技部長が受け取った。
大会旗を手にした陳科技部長(左2)。ロボワールドカップには10カ国以上の参加が見込まれている(13日=中央社)
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