ニュース 電子 作成日:2018年4月17日_記事番号:T00076516
アップル製品の動向把握で定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストは、アップルのスマートスピーカー「HomePod(ホームポッド)」の今年の出荷台数は200万~250万台にとどまり、市場で従来予測されていた500万~1,000万台を大幅に下回るとの予測を示した。その場合、組み立てを折半で受注している英業達(インベンテック)、鴻海精密工業の業績への貢献は限定的となる。16日付聯合晩報が報じた。
郭アナリストは、今年の出荷台数は200万~250万台で、その約半分を発売1カ月以内が占めるとの見方を示した。
販売不振の理由は、音質は良いものの、AI(人工知能)を使った音声認識機能「Siri(シリ)」のユーザーエクスペリエンス(UX)がライバル製品よりも劣っており、英語以外の対応言語がなく、しかも販売価格が高いためと指摘した。今後、HomePodの低価格版を発売しても、売れるのは短期間のみと予測した。
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