ニュース 医薬 作成日:2018年4月17日_記事番号:T00076522
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、傘下のスマート業務部門による糖尿病遠隔診療システム「愛糖宝」が、彰化基督教医院(彰化市)に採用され、既に数百人の患者に利用されていると発表した。17日付工商時報が報じた。
コンパルによると、愛糖宝は市販の糖尿病管理ツールとは異なり、病院の医療情報システム(HIS)と接続できる。患者は愛糖宝アプリを通じて検査データの確認や、日々の血糖値や血圧、飲食、運動記録などのデータをHISに送付でき、病院側による管理を容易にする。
また、人工知能(AI)による食事の栄養分析機能もあり、患者が愛糖宝アプリを通じて食事の画像データを送付すれば、AIがその栄養成分を分析して食事に関する提案を行う。これにより患者が、自分で適切な食事管理を行う意欲を高める効果が期待できる。
コンパルは近年、在宅理学療法システムの開発の他、スマート運動マットやスマート医療服の開発、動物病院への参入など、医療分野の開拓に注力している。愛糖宝のサービスは、タイやベトナムなど東南アジアにも広げることを計画している。
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