ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

オフィス街の百貨店フードコート、客単価上昇


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年4月17日_記事番号:T00076525

オフィス街の百貨店フードコート、客単価上昇

 台北市のオフィス街にある百貨店のフードコートでは最近、世界各国料理の出店が増えており、客単価の上昇につながっている。17日付工商時報が報じた。

/date/2018/04/17/11food_2.jpg天丼琥珀の台湾1号店は16日に開店したばかり。ジャンボサイズの具が目を引く(天丼琥珀台北101店フェイスブックより)

 台北市信義区に位置する台北101ビル内のショッピングモール、台北101購物中心(台北101モール)はフードコートの大規模改装を実施。新たにシンガポールの香港風チキンライス店「ホーカーチャン」、日本のキングスノウがシンガポールで展開する天丼店「天丼琥珀」など海外からの出店を含む12店が新たにオープン。客単価は現在270~420台湾元(約980~1,530円)となっている。

/date/2018/04/17/food_2.jpg

 また市内で4館を展開する微風広場(ブリーズセンター)も、台北市松山区の本店で3月末にニューヨーク発のロブスターロール専門店「LUKE'S LOBSTER(ルークス・ロブスター)」がオープンして人気を博しており、4館を合わせた客単価は300~400元となっている。

 新光三越百貨・台北信義新天地A2館も、ラーメンとイタリアンを融合させ、3年連続でミシュランガイドに掲載された日本の「ドゥエイタリアン」が3月にオープンするなどし、客単価は240~350元に上昇している。

 百貨店に開設されたフードコートは従来、地元飲食店の出店が中心で、客単価は200~300元だった。