ニュース 運輸 作成日:2018年4月17日_記事番号:T00076532
レンタサイクルのサービスで淘汰(とうた)が始まったもようだ。昨年8月に台湾に進出した米国系の「V Bikes」が業績不振で撤退方針を固めたことが分かった。17日付自由時報が伝えた。
V Bikesはほとんど知名度を上げることもなく台湾を去ることとなった(16日=中央社)
V Bikesは宜蘭県のバスターミナルや鉄道駅に180台、高雄市の西子湾に100台のレンタサイクルを設置したが、既に利用ができなくなっており、モバイルアプリもログインできない状態になっているという。
V Bikesを運営する台湾微拝斯科技は、3月の段階で従業員を解雇したもようだ。宜蘭地区でのV Bikes事業担当者は、法規の未整備で駐輪違反をめぐるトラブルが相次いだほか、公共レンタサイクルサービス「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」などとの競争で業績が伸び悩んだという。V Bikesのモバイルアプリのダウンロード件数は1,000人にとどまっていた。
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