ニュース 政治 作成日:2018年4月17日_記事番号:T00076537
中国の劉結一・国務院台湾事務弁公室(国台弁)主任は16日、メディアの質問に答える形で、台湾の頼清徳行政院長が最近「自分は台湾独立を推進する者だ」と発言していることに対し、「彼こそが台独だ」と名指しで批判した。その上で、明日18日に福建省沿岸で人民解放軍が行う実弾射撃訓練について「祖国の主権と領土の完全性を守ることが目的だ」と強調した。17日付工商時報などが報じた。
劉主任による頼行政院長批判は、中台当局の関係がまさに緊張状態にあることを示した(中央社)
中台関係の現状については、彭勝竹国家安全局長が16日、緊張に向かっているとの見解を蔡英文総統に報告したことを明らかにした。立法院での国民党の江啓臣立法委員に対する答弁で、「蔡総統に対して両岸(中台)関係が緊張に向かっていると報告する義務を果たし、事実に基づいて所見を述べた」と発言した。
頼行政院長が「台湾は既に主権が独立した国家であり、改めて独立を宣言する必要はない」と発言し、蔡英文総統の立場と異なるとの疑問が一部から出たことに対し、徐国勇行政院報道官は16日、「現状維持が現在の両岸政策であり、何ら衝突はない」と火消しに努めた。
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