ニュース 電子 作成日:2018年4月19日_記事番号:T00076570
韓国・聯合ニュース電子版の17日報道によると、台湾の半導体用シリコンウエハー大手、環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)が同日、韓国・忠清南道天安市の12インチシリコンウエハー工場の生産能力拡大に4,800億ウォン(約490億円)を投じることで天安市と合意に達した。ただ、19日付経済日報によると、GWCは、必要な投資条件について現在も検討を続けており、韓国のほか、日本や米国での設置の可能性を含め、総合的に判断して決定するとコメントした。
聯合ニュースの報道によると、GWC工場の拡張は2020年に竣工予定。サムスン電子やSKハイニックスといった韓国の半導体大手に製品を供給することで、稼働後5年間の売上高は9,000億ウォンに達すると予想されている。
中国で相次ぐ半導体工場の新規稼働によってシリコンウエハーの供給不足が深刻化する中、GWCが生産能力拡充を決定した場合、同業界では昨年、12インチウエハーの月産能力の11万枚増強を表明した日本のSUMCOに次ぐ動きとなる。
なおGWCの徐秀蘭董事長は先ごろ、同社では20年半ばまで受注が埋まっているとした上で、価格が合理的な水準を維持し、顧客からの支持が得られれば、次世代製品を手掛ける新工場の建設を検討すると語っていた。
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