台北市内の観光ホテルでは、「ミシュランガイド台北」によるレストラン格付けが３月に発表されたことをきっかけに、海外版を含め同ガイドで星を獲得したレストランのシェフを招聘（しょうへい）して料理を提供するイベントが相次いでいる。19日付工商時報が報じた。
維多麗亜酒店で料理の腕を振るう上村雄一氏。「KAMIMURA」には唯一無二の味を求め、世界中から美食家たちが訪れるという（同館リリースより）
維多麗亜酒店（グランド・ビクトリア・ホテル）内のレストラン「ラフェスタ」では、ミシュランガイド北海道で一つ星を獲得したフレンチレストラン「KAMIMURA」のオーナーシェフ、上村雄一氏を招聘し、きょう19日から23日までコース料理を提供する。価格はランチが2,580台湾元（約9,500円）、ディナーが4,280元。
台北文華東方酒店（マンダリンオリエンタル台北）ではイタリアからミシュランの星獲得シェフ２人を招き、26日～28日にランチ（4,980元）とディナー（7,980元）を提供する。
台北西華飯店（シャーウッド台北）では６月１～２日、ミシュラン東京で11年連続３つ星を獲得した日本料理店「かんだ」の店主、神田裕行氏と、ワインや料理をテーマとして人気を呼んだ漫画『神の雫』の原作者、亜樹直氏を招き、食事とアルコールを提供する。８席限定の入れ替え制で価格は１人２万5,000元。
なお上記価格にはいずれも10%のサービス料が必要となる。
