ニュース その他分野 作成日:2018年4月19日_記事番号:T00076589
中華経済研究院(中経院、CIER)が18日発表した2018年の域内総生産(GDP)成長率予測は2.47%で、昨年12月の予測から0.2ポイント上方修正した。3度目の上方修正だ。中経院経済展望中心の彭素玲主任は、昨年は輸出に依存していたが、今年は個人消費など内需が経済成長を支えると指摘した。19日付自由時報などが報じた。
中経院の18年の四半期別GDP成長率予測は▽第1四半期、3.08%▽第2四半期、2.59%▽第3四半期、2.18%▽第4四半期、2.08%──だった。比較対象の昨年が下半期にかけて景気が良かったため、徐々に後退している。
中経院は、労働市場の改善や投資市場の活性化により、個人消費は前年比1.95%成長するとの予測を示した。
また、国家発展委員会(国発会)の邱俊栄副主任委員は、国際通貨基金(IMF)の18年GDP成長率予測1.9%より、中経院の予測2.47%の方が、台湾経済の景況感に近いと指摘。米中貿易摩擦など不確定要素はあるが、予想外の外的要因がない限り、台湾の経済成長は楽観できると述べた。
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