ニュース 電子 作成日:2018年4月20日_記事番号:T00076595
発光ダイオード(LED)価格の下落が続いていることを受け、中国メーカーがMOCVD(有機金属気相成長法)装置100台余りの発注を先送りした。LED相場の一段安を避けるための措置とみられる。20日付電子時報が伝えた。
中国メーカーは今年、政府補助金でMOCVD装置を280~300台購入し、年内に200~250台を設置する予定だったため、今年下半期にかけてLEDは供給過剰が強まる懸念があった。
サプライチェーン関係者によると、LEDチップの需給は昨年末から供給過剰となり、台湾系LEDメーカーは昨年末以降の相場下落で価格競争圧力にさらされている。中国メーカーの増産と需要後退が重なり、中国業界大手の三安光電(三安オプトエレクトロニクス)、華燦光電は主力規格のLEDで一部製品の価格を20%値下げした。値下がり傾向は今年に入っても続いており、MOCVD装置の増設延期で相場下落に歯止めがかかるかが注目される。
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