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元太科技と独企業、新薬用スマートラベル開発


ニュース 電子 作成日:2018年4月20日_記事番号:T00076597

元太科技と独企業、新薬用スマートラベル開発

 電子ペーパー(EPD)大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は19日、医薬品、化学品パッケージ用ラベルメーカーとして知られるドイツのファウベル社と共同で開発した新薬用スマートラベル「Med Label」を発表した。EIHのEPD技術を採用した同製品は、必要に応じてラベル上に表示される有効期限などの情報を更新でき、臨床実験の時間とコストを大幅に削減できるという。20日付経済日報が報じた。

/date/2018/04/20/01eink_2.jpg「Med Label」は無線技術を用いるため、包装された状態でもラベル内容の更新ができる(同社リリースより)

 元太科技はMed Labelについて、電池が不要なEPDと無線ICタグ(RFID)を組み合わせたソリューションで、製薬業界のデジタル化に貢献すると説明した。

 また、医薬品のパッケージに使用するディスプレイは、薄くて軽く、曲げられる材質で、低消費電力であることが必要だと指摘。同社のEPDは、これらの条件を満たす上、広視野角、高コントラストなど視認性も備えており、最良の選択肢と強調した。