ニュース 家電 作成日:2018年4月20日_記事番号:T00076601
ロボット掃除機で世界2位の松騰実業(マツテック)の燕成祥董事長は19日、今年の出荷台数は前年比50%増の300万台に達するとの見通しを示した。米アイロボットに特許侵害で申し立てられたマツテックを含むメーカー11社のうち、マツテックはアイロボットと和解に達したが、他のメーカーは米国市場から相次ぎ撤退しているという。20日付工商時報が報じた。
燕董事長は、ロボット掃除機の世界需要は年間600万台と指摘。マツテックは昨年、ライセンス授権、受託生産、自社ブランドによる出荷台数が約200万台と前年比50万台増加し、売上高は16億台湾元(約58億6,000万円)と30%増加した。
アイロボットは2017年4月、マツテックを含む北米、中国、台湾などのメーカー11社が米国で販売するロボット掃除機がアイロボットの米国特許6件を侵害しているとして、米国際貿易委員会(ITC)に輸入差し止めを求めた。マツテックは工業技術研究院(工研院)の支援を得て、アイロボットとの和解に持ち込んでいた。
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