ニュース 社会 作成日:2018年4月20日_記事番号:T00076615
台南市で2月、ヘルメットを着用せずにバイクに乗った男(41)が赤信号を無視したところを警察に発見されたが、制止を無視して逃亡。その後、男は警察を振り切ることに成功したものの、その際に次々と信号無視などの交通違反を重ねる様子が、追跡した警察のバイクに搭載されたカメラにはっきりと記録されており、後日、罰金の支払い命令書を受け取ることとなった。
今回、交通違反で処分を受けた男は今年2月28日の夕方、ヘルメットをかぶらずに台南市内の道路を走行中、五妃街と忠義路の交差点で赤信号を無視した際に警察に発見され、バイクを止めるよう命じられた。
しかし男はこれを拒絶し、猛スピードで逃亡を開始。バイクに乗った警察官による追跡を背に、次々に赤信号や二段階左折のルールを無視して2分間で約2キロメートルを走行した後、狭い路地に入り込んで姿をくらました。
ただ、男を追跡した警察官のバイクにはビデオカメラが搭載されており、男のバイクのナンバープレートや交通違反を犯す様子がはっきりと記録されていた。これを基に警察は男に対し罰金の支払い命令書を送付。その数は▽ヘルメット未着用、1枚▽信号無視、5枚▽赤信号での右折、3枚▽二段階左折無視、2枚▽警察の停止命令無視、1枚──の計12枚、罰金の総額1万7,300台湾元(約6万3,000円)に上った。
これに不満を抱いた男はフェイスブック(FB)上に支払い命令書の画像を投稿し、「一気に11枚(実際は12枚)も違反切符を切るなんて、警察の罰金稼ぎはやりすぎだ。議員に頼んで陳情する」などと書き込み、同情を求めた。
しかしこれを見たネットユーザーの間では当然ながら警察を支持する意見が圧倒的で、中には「12枚も違反切符を切るのは本当にやりすぎだ。拳銃一発で仕留められればよかったのに」といった過激なコメントもみられた。
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