米ＣＮＢＣが米国時間20日に報じたところによると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の在庫水準が上昇しており、これはアップルがスマートフォン「iPhoneX（テン）」用部品の調達を停止していることを示し、同製品は今年中に生産停止となる可能性があるとの見方が浮上している。21日付経済日報が報じた。
なおＴＳＭＣが先ごろ発表した第２四半期の連結売上高見通しが市場予測を下回ったことについてアトランティック・エクイティーズのアナリスト、ジェームズ・コードウェル氏は、ＴＳＭＣの売上高はアップルからの受注が20%近くを占めており、今回の業績見通しはiPhoneの販売不振を反映したものと指摘している。
また米国みずほ証券もこのほど、各データはiPhoneXの販売低迷を指し示しているとのレポートを発表した。
