ニュース 社会 作成日:2018年4月23日_記事番号:T00076638
衛生福利部(衛福部)疾病管制署(疾管署)は21日、新たに2人がはしかに感染したと発表した。2人は林口長庚紀念医院(桃園市亀山区)に勤務する20代の男性看護師と同院を診察に訪れた40代の女性で、今月初めにはしかで同院に入院した別の40代女性から感染した。22日付中国時報などが報じた。
台湾のはしかには日本でも警戒感が広がっている。22日は那覇で、台湾に帰ろうとした旅行者が、高熱のため日本からの出国を止められた(22日=中央社)
疾管署の荘人祥副署長は、感染源となった女性は先月17~18日にマカオを旅行し、帰台後の5日にはしかと診断されたと説明。同院の関係者70人余りと患者200人余りが同女性に接触したという。
疾管署によると、21日時点で年初来22人のはしか発症が確認されており、ここ10年では通年で42人の発症が確認された2009年以来の多さとなっている。
中でも、中華航空(チャイナエアライン)傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)では既に従業員8人のはしか発症が確認され、航空券のキャンセル申し込みが相次いでいる。タイガーエア台湾は、個別対応していると説明した。
なお、はしかと診断されたタイガーエア台湾の20代の女性客室乗務員については、感染後の今月10日に台北(桃園)~仙台線の往復便に搭乗していたことが明らかとなっている。
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