ニュース 電子 作成日:2018年4月24日_記事番号:T00076645
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)は23日、新竹科学工業園区(竹科)銅鑼園区(苗栗県銅鑼郷)内で3棟目となる工場に着工した。2020年第1四半期に稼働予定だ。同社は3月、中国・江蘇省蘇州市で第2工場に着工しており、中台での生産能力拡充に今年から来年にかけて約108億台湾元(約400億円)を投じる計画だ。24日付経済日報などが報じた。
KYECの李金恭董事長は、銅鑼第3工場の稼働で1,000人の雇用機会が創出されると語った(23日=中央社)
銅鑼第3工場は地上5階、地下1階建てで総床面積は約1万6,300坪となる。主に自社開発の検査設備を設置する予定で、需要に応じて800~1,000台の設備が増設可能だという。
また、蘇州第2工場への投資額は1億5,000万人民元(約26億円)で、来年第2四半期に工場棟とクリーンルームの建設が完了、第3四半期より受注状況をみて設備の搬入を開始する。
なお、KYECの第1四半期連結売上高は45億8,100万元で、前期比4.6%減、前年同期比5.9%減だった。第2四半期は聯発科技(メディアテック)など大口顧客からの受注が増え、前期比10%以上の増収が見込めると証券会社は予測している。
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