米アップルは早ければ５月に、４インチスマートフォン、iPhoneSEの次世代モデル「iPhoneSE2」を発売するとみられ、組み立てを独占受注したとされる緯創資通（ウィストロン）などが恩恵を受ける見通しだ。24日付経済日報が報じた。
iPhoneSEはアップルの公式サイトで349米ドルから販売されており、iPhoneSE2も同程度の価格になると予想されている。また、iPhoneSE2ではワイヤレス充電が可能になるようだ。
ウィストロンはインド南部カルナータカ州のベンガルール（旧バンガロール）工場でiPhoneSEを生産しており、iPhoneSE2も受注したと伝えられていた。
iPhoneSEシリーズは新興市場向け製品とされている。業界関係者は、アップルはiPhoneSE2で新興市場を開拓する際も、▽販売に不利な追加課税▽不安定な用水・電力供給▽消費者の購買力が低いこと──の３点が課題になり、特にインド市場の開拓が最も困難になるとみている。
