ニュース 建設 作成日:2018年4月24日_記事番号:T00076654
伊藤忠商事は現在、台北市の超高層ビル「台北101」の運営会社、台北金融大楼(台北フィナンシャル・センター)の株式37.2%の取得に向けた調整を進めているが、中国の台湾系食品大手、頂新国際集団との株式取得交渉が条件面で難航しているもようだ。24日付経済日報が消息筋の話として伝えた。
消息筋によれば、双方は株式交換の詳細で意見が食い違っているもようだ。具体的には伊藤忠が保有する頂新株17.8%の価格で折り合いがついていないとされる。ただ、同筋は「取引自体が破綻する兆しは見えず、株式譲渡時期が遅れるだけではないか」と指摘した。
台北金融大楼は6月27日に株主総会を予定しており、株主総会の60日前以降は株式の名義書き換えができなくなるため、当面の譲渡期限は4月29日となる。これに間に合わない場合、株式譲渡は株主総会以降にずれ込むことになる。
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