ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

小売業Q1売上高、1兆元突破【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年4月24日_記事番号:T00076657

小売業Q1売上高、1兆元突破【図】

 経済部統計処が23日発表した小売業の第1四半期売上高は、前年同期比4.7%増の1兆545億台湾元(約3兆9,000億円)で、同期としての過去最高だった。伸び幅は過去14四半期で最大だった。春節(旧正月、2018年は2月16日)連休によって消費が拡大したほか、母親節(母の日)セールの開始が早まったためだ。24日付経済日報などが報じた。

/date/2018/04/24/retail_2.jpg

 3月の小売業売上高は、前月比2.5%減、前年同月比5%増の3,414億元で、同月としての過去最高だった。統計処の王淑娟副処長は、輸入車や3C(コンピューター、通信、家電)製品がよく売れたことや、空調設備の販売促進セールが主因と説明した。

 飲食業、卸売業の3月、第1四半期売上高もそろって同月、同期としての過去最高を記録した。

 飲食業の3月売上高は前月比14.3%減、前年同月比7.4%増の372億元、第1四半期は前年同期比4.2%増の1,190億元だった。統計処は、3月に台北のレストランを格付けした「ミシュランガイド台北」が発行され、外食が増えたと指摘した。

 卸売業の3月売上高は前月比29.7%増、前年同月比4.1%増の8,696億元、第1四半期では前年同期比3.8%増の2兆4,261億元だった。