ニュース 金融 作成日:2018年4月24日_記事番号:T00076658
中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)が2016年末にスマートフォン決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」と提携して発行を開始したクレジットカードが好調で、近く他行も同様のカードを発行するもようだ。24日付蘋果日報が伝えた。
中信銀のラインペイカードは「ビザ」ブランドだが、他行が追随する場合は、中信銀がカード発行権を保有し、ビザ以外のブランドを採用する方向だ。
ラインペイカードが人気を集めるのは、高いポイント還元率が理由。中信銀は昨年、ラインペイカードの効果で、クレジットカード決済額が月500億台湾元(約1,800億円)の大台を超えた。
ただ、一方でラインペイカードをめぐっては、不正使用被害を訴える声も少なくない。中信銀は不正使用の責任は注文を受けた業者や商店にあり、国際クレジットカード会社のルールに従って対処するため、カード名義人に被害は及ばないとしているが、専門家は身に覚えがない購入記録がないかどうかをこまめにチェックするほか、ワンタイムパスワード(OTP)を利用する、クレジットカードのデータをサイト上に保存しないなど消費者にも対策が求められると指摘した。
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