ニュース 社会 作成日:2018年4月24日_記事番号:T00076663
今月19日に就任したばかり呉茂昆教育部長が国立東華大学(花蓮県寿豊郷)で学長を務めていた2015年当時、米国と中国にバイオ企業を設立した上で、大学の研究成果を中国に持ち込み、特許申請していたことが判明し、問題化している。24日付蘋果日報が伝えた。
呉教育部長。台湾大学校長の任命問題で辞任した潘文忠前部長に代わって就任したばかりだ(中央社)
物理学者としても知られる呉教育部長は、今回の特許問題で公務員服務法違反の疑いがあるとして追及を受けている。
立法院教育委員会に出席した呉教育部長は23日、事実関係を認めた上で、問題の特許申請は便宜的方式であり、「一生にわたり間違ったことはしていないことを最も誇りにしている」と主張した。
問題の特許は、ネジバナの一種による消炎効果に関するもので、呉部長は「金儲けが目的ではなかった。特許は東華大が保有するため、問題はないという認識だった」と釈明した。
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