23日午前４時半ごろ、台南市麻豆区の中山高速公路（国道１号）で警察官が交通違反を犯した大型トラックを路肩に停車させ、違反切符を交付していたところ、居眠り運転の別の大型トラックが停車中のトラックに高速で追突。弾みで動いたトラックに警察官３人が巻き込まれ死亡した。24日付蘋果日報が伝えた。
トラックの損傷ぶりが衝突の激しさを物語る（24日＝中央社）
死亡した警察官はいずれも内政部警政署国道公路警察局に所属していた。事故を起こした運転手は（43）は「居眠り運転をしていて事故を起こしてしまった」と話しているという。
事故を起こした運転手は22日連続で働いていたことが判明し、事業所が労働基準法に基づいて300万台湾元（約1,100万円）の加重罰金を受けた。
高速道路上での交通取り締まりには危険が伴い、過去40年間で殉職者は22人となった。
