ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年4月25日_記事番号:T00076681
台塑集団(台湾プラスチックグループ)と中国鋼鉄(CSC)などがベトナム北中部ハティン省で操業しているフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)は、昨年末に目標としていた生産量100万トンを達成。その後、出荷量も増えており、今年第1四半期は4億7,800万米ドルの売上高を計上した。今後は四半期ごとの増収を見込んでおり、通年では25億米ドル突破を目指す。25日付工商時報が報じた。
第1期に100億米ドルを超える資金が投じられたFHSは昨年5月末に試験生産を開始。その後の運営状況は良好だ。
インフラ建設が進むベトナムでは年間1,700万~2,000万トンの鉄鋼製品が輸入されており、FHSは主に内需市場をターゲットとしている。同社は現在、第2高炉の稼働に向けた準備作業を進めており、4月末に同国政府の承認が得られれば、5月半ばの火入れが可能となる見込みだ。同高炉が稼働すれば今年通年の生産量は500万トンが見込める。
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