ニュース その他製造 作成日:2018年4月25日_記事番号:T00076684
帝人は24日、炭素繊維の市場開拓および販売を手掛ける100%出資子会社、台湾帝人炭素繊維(テイジン・カーボン・台湾)を台北市に設立したと発表した。資本金は50万台湾元(約180万円)。台湾や近隣諸国向けの営業やマーケティングを担う。
帝人は、経済成長などに伴う嗜好(しこう)の高級化によって、ゴルフクラブのシャフト(柄)などスポーツ・レジャー用品向け炭素繊維の需要が拡大していると指摘。また、風力発電、土木補強、燃料用圧力容器向けなど一般産業用途における炭素繊維の需要急増が予想されていると説明した。
帝人は、2002年に上海、14年に台湾に駐在員事務所を開設し、現地における炭素繊維市場拡大の可能性を調査してきた。台湾に続き、今年5月に上海でも子会社を設立する予定だ。既に営業活動を展開しているテイジン・カーボン・シンガポールと連携し、プレゼンス向上を目指す。
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