ニュース 医薬 作成日:2018年4月25日_記事番号:T00076685
バイオテクノロジーの三顧(メタテック)の唐洪徳総経理は24日、日本のバイオベンチャー、セルシード(本社・東京都江東区、橋本せつ子社長)からの「細胞シート」技術の移転が完了したと明らかにした。同技術を利用した再生医療用製品の開発に向け、複数の大型病院、学術機構と提携を進めており、年内に衛生福利部(衛福部)に臨床試験の実施を申請する計画だ。25日付経済日報が報じた。
メタテックは昨年4月、セルシードから細胞シート技術の移転を受けることで契約を結んだ。メタテックは技術者4人をセルシードに派遣し、このほど技術認証を取得した。
メタテックは大型病院、学術機構と共同で同技術を利用した▽軟骨▽口腔粘膜▽皮膚▽神経▽食道▽角膜▽心臓──などの細胞シートの開発を進めており、このうち軟骨と口腔粘膜の細胞シートの臨床試験の実施を年内に衛福部に申請する予定だ。
唐洪徳総経理は、今後は他の研究機関とも細胞シートの開発で提携すると表明。同技術によって台湾の患者を救えるだけでなく、より多くの医療観光客を台湾に呼び込めると強調した。
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