ニュース 金融 作成日:2018年4月25日_記事番号:T00076686
金融持ち株会社の新光金融控股と証券業界6位の元富証券が24日、合併を発表した。株式交換比率は元富証券1株に対し、新光金の新株0.96株。新光金は、直近株価を18.8%上回る1株12台湾元(約44円)で元富証券株を取得する。総額は130億元となる。25日付工商時報が伝えた。
李副董事長(左)は、合併後の新光金は保険、銀行、証券の3つのエンジンで発展していくと述べた(24日=中央社)
合併議案は6月に株主総会で決議され、合併基準日は9月30日となる。これにより、新光金の元富証券に対する持ち株比率は現在の33.45%から100%に上昇する。
元富証券は証券仲介業務でシェア約4%。新光金は合併後も元富証券の社名を変更しない。
新光金の李紀珠副董事長は「今回の合併で新光金は負債比率やダブルレバレッジ比率を最適化することができるほか、元富証券には既存顧客が94万人おり、協力強化を図り、商品と顧客層を拡大することができる」と説明した。
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