ニュース 商業・サービス 作成日:2018年4月25日_記事番号:T00076688
高雄市の百貨店、A+1精品百貨(エーストップワン)は24日、市内の5店舗の営業を突然中止した。同社の特別助理は記者会見で、5店を閉店し、100人以上の従業員を解雇すると明らかにした。全盛期に比べて売上高が30%以上落ち込んでいる一方、賃料が高く、電気代と人件費が上昇しており、閉店を決めたと説明した。25日付工商時報が報じた。
A+1精品百貨博愛店など、高雄市に5店を構えていた(24日=中央社)
A+1精品百貨の特別助理は、ここ数年、コスメストアの宝雅(POYA)やドラッグストアチェーン大手、屈臣氏(ワトソンズ)がシェアを拡大し、A+1精品百貨の利益を侵食してきたと説明した。
工商時報は、A+1精品百貨のような地元の小さな百貨店は、商品の価格、品ぞろえでPOYA、ワトソンズなどの大手チェーン店に勝てず、生き残りが難しいと指摘した。
A+1精品百貨は1989年に高雄市新田路の35坪の店舗から創業。全盛期には高雄に7店舗を構え、従業員は200人を超えた。
A+1精品百貨の5店の従業員は142人。高雄市政府労工局によると、同社は5月に全員を解雇する予定だ。
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