市場調査会社、米ＩＣインサイツが発表したファウンドリーの2017年世界売上高ランキングによると、首位の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は前年比９％増の321億6,000万米ドルで、シェアは51.6％と前年からわずかに上昇、引き続き圧倒的地位を守った。ＴＳＭＣは、業界で先行している７ナノメートル製造プロセス製品の量産によって、今年は世界シェアがさらに高まると見込んでいる。26日付自由時報などが報じた。
世界全体の17年売上高は623億1,000万米ドルで、前年比８％増加した。
２位の米グローバル・ファウンドリーズ（ＧＦ）は60億6,000万米ドルで、前年比10％増。３位以下は順に、▽聯華電子（ＵＭＣ）▽サムスン電子▽中芯国際集成電路製造（ＳＭＩＣ）▽力晶科技（パワーチップ・テクノロジー）▽華虹半導体▽タワーセミコンダクター（イスラエル）──だった。
