ニュース 電子 作成日:2018年4月26日_記事番号:T00076702
電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)の陳其宏董事長は25日、同社の亀山工場(桃園市亀山区)で50%以上の自動化を達成したと表明した。26日付経済日報が報じた。
陳董事長は、米中貿易摩擦を受けて、蘇州工場(中国江蘇省)で生産していた一部カスタマイズ製品を、台湾スマート工場での生産に切り替えたと説明した(25日=中央社)
Qisda亀山工場では、2年前に無人搬送車(AGV)や倉庫管理システム(WMS)などの技術を導入。その後、生産ラインにロボットアームや視覚システムを導入し、現場の従業員数を31人から15人に削減。生産効率を74%以上引き上げることに成功したという。
同社は現在、AGVと組み合わせた移動式ロボットアームを開発しており、今後は生産ラインで蓄積されたデータを基にした人工知能(AI)技術をロボットアームに加えることで応用範囲を拡大したい考えだ。
陳董事長は、亀山工場に導入したスマートファクトリー・ソリューションは、台湾大手の情報通信技術(ICT)メーカー、プリント基板(PCB)メーカー、無線通信設備メーカーで採用されており、今後は半導体、パネルモジュール業界からの受注獲得を目指すと語った。
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