ニュース 食品 作成日:2018年4月26日_記事番号:T00076704
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)は25日、瑞穂鮮乳ブランドの牛乳18製品の販売価格を平均4.93%値上げした。値上げ額が最大だったのは1,858ミリリットル(ml)の成分無調整牛乳で、10台湾元(約37円)の値上げで179元とした。26日付工商時報が報じた。
統一企業は、台湾では酪農家の8割が45~64歳で、高齢化と後継者問題が深刻化しており、さらに飼育技術の高度化に伴い生産コストが上昇していることから、酪農家を支援するため生乳買い取り価格を5.66%引き上げたと値上げの背景を説明。また、統一企業は、値上げしたのは一部の商品だけで、買い取り価格の引き上げ分を完全に転嫁したわけではないと強調した。
牛乳大手の味全食品工業は、現時点で林鳳営鮮乳や万丹鮮乳ブランドの値上げの予定はないと表明した。
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