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TSEC新モジュール工場、5月量産へ


ニュース その他製造 作成日:2018年4月26日_記事番号:T00076705

TSEC新モジュール工場、5月量産へ

 太陽電池メーカー、元晶太陽能科技(TSEC)の台湾最大規模となる太陽電池モジュール工場(屏東県大慶工業区)が完成した。既に試験生産に入っており、5月に量産を開始する予定だ。26日付自由時報が報じた。

 TSECによると、屏東モジュール工場は、第1期として約20億台湾元(約74億円)を投じて7,000坪の用地に建設した。延べ床面積1万2,000坪の工場棟に年産能力500メガワットピーク(MWp)の自動化生産ラインを設置。さらに500MWpの拡充が可能だという。

 また経済部標準検験局(標験局)の認証を取得しており、同工場で生産されたモジュールを使用した場合、政府が定めた売電価格に6%上乗せすることができる。

 TSECの廖国栄董事長は昨年、台湾最大かつ最先端の設備を備える上、自動化率も最高のモジュール工場と説明。同社は太陽電池からモジュールの生産まで手掛けており、顧客からの受注から7日以内に納品でき、「ゼロ在庫」を実現すると語っていた。