内政部の実売価格登録情報によると、昨年の台北市の高級マンション市場は、▽華固天鋳（士林区）▽文心信義（信義区）▽文華苑（松山区）──が成約額の上位３棟となり、３棟の合計成約額は100億台湾元（約370億円）を上回った。26日付経済日報が報じた。
上位３棟の成約額と成約件数はそれぞれ▽華固天鋳、44億5,000万元（16件）▽文心信義、30億元（６件）▽文華苑、25億6,000万元（５件）──。
不動産仲介大手、信義房屋の曽敬徳企研室専案経理は、高級マンションの販売は昨年底を打ち、回復に転じた気配があり、長らく成約がなかった物件も成約があったと指摘した。販売価格の適度な下落で需要が緩やかに回復しており、今年は多くの高級マンションが新規供給されると予想した。
