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「台独に対しさらなる行動」、国台弁が警告


ニュース 政治 作成日:2018年4月26日_記事番号:T00076716

「台独に対しさらなる行動」、国台弁が警告

 中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は25日の定例記者会見で、頼清徳行政院長による一連の「台湾独立」発言に対し、「台独勢力が今後も思うままに振る舞うのであれば、われわれはさらなる行動をとる」と述べ、蔡英文政権への圧力をさらに強化することを示唆した。26日付自由時報が報じた。

/date/2018/04/26/17ma_2.jpg馬報道官は「『天然独(生まれながらの独立)』はあり得ない。『人造独(人為的に作られた独立)』があるだけだ」と述べ、中台は同じ中国人だと強調した(25日=中央社)

 馬報道官は、人民解放軍が先週福建省泉州湾で行った軍事演習について「意図は明確だ」と述べ、蔡政権に対する警告が目的だったと明らかにした。頼行政院長の発言に対しては「台湾海峡の平和と安定に対し、さらなる公然たる挑発を行った」と非難した。

 馬報道官の発言に対し、行政院の徐国勇報道官は「中国による軍事演習と脅迫は、台湾海峡と地域の安定に対する挑発と破壊であり、台湾人民は受け入れられない。大陸(中国)側が誤った情勢判断に基づく結果を台湾に押し付けるのは極めて無責任だ」と反論した。