ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

シャープ6年ぶり復配へ、鴻海の配当金22億円


ニュース 電子 作成日:2018年4月27日_記事番号:T00076725

シャープ6年ぶり復配へ、鴻海の配当金22億円

 鴻海精密工業傘下のシャープは26日、2017年度の純利益が702億円となり、4年ぶりに最終黒字を達成したと発表した。また同期は10円の期末配当を実施する。復配は6年ぶりで、これにより同社株式44.55%を保有する鴻海は、22億1,900万円の配当金獲得が見込まれる。27日付経済日報が報じた。

 シャープの発表によると、2017年度の売上高は2兆4,272億円で前年比18.4%増、営業利益は901億円で同44%増だった。特に液晶パネルや薄型テレビなど「アドバンスディスプレイシステム」事業は営業利益が約10倍増の370億円となるなど好調だった。

 同社は今年度の業績見通しについて、売上高は2兆8,900億円で前年比19%増、営業利益は1,100億円で同22%増、純利益は800億円で同14%増と予測。液晶事業が好調を持続する他、モノのインターネット(IoT)関連事業が成長をけん引するとの見通しを示した。