ニュース その他製造 作成日:2018年4月27日_記事番号:T00076731
ガラス繊維大手、日東紡績(本社・福島市、辻裕一社長)は26日、ガラスクロスの製造・販売を手掛ける建栄工業材料(バオテック・インダストリアル・マテリアルズ、桃園市)の子会社化を目指すと発表した。4月30日~6月14日にバオテックの株式公開買い付け(TOB)を実施して発行済み株式の35.22%を取得する予定の他、相対取引で発行済み株式の14.88%に当たる2,900万株を取得する。取得後の持ち株比率は50.1%となる見込み。取得費用は合計で約10億7,400万台湾元(約39億6,000万円)。6月26日の手続き完了を見込む。
日東紡は、第5世代移動通信システム(5G)など移動通信の大容量化の流れを受け、台湾で電子材料向けガラスクロスの需要が高まる中、バオテックを子会社化し、高付加価値製品の生産を委託することで生産能力増強と販売拡大を図る。また、ガラスクロス母材のガラスヤーンを製造する台湾子会社、NITTOBO ASIA Glass Fiberと連携し、一貫供給体制を構築できると説明した。
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