台湾最大のインターネット通販サイト「ＰＣホーム」系でB2B2C（仲介企業を介した企業・消費者間の取引）サイトの「商店街個人売場」は、コンビニエンスストアのセブン－イレブンと提携し、店頭で特典を受け取れる新機能をアプリ上で導入した。27日付工商時報が報じた。
ユーザーがアプリで表示したバーコードをレジで提示すると、特典が受け取れる仕組みで、台湾全土のセブン－イレブン5,000店舗以上で利用できる。商店街個人売場の黄淑琳営運長は「システム接続による双方の協力は初めてで、商店街個人売場は初めてオフラインとオンラインの融合に参入する」と説明した。
商店街個人売場は昨年以降、送料無料化などのプロモーションで一気に業績を伸ばし、３月にはコンビニ店頭での商品受け取りが延べ1,100万件を超え、過去最高を記録した。１～３月のサイト全体の成約金額も過去最高の120億台湾元（約440億円）に達した。
