ニュース その他製造 作成日:2018年5月2日_記事番号:T00076791
太陽電池メーカー、元晶太陽能科技(TSEC)が約20億台湾元(約74億円)を投じて屏東県大慶工業区に建設した台湾最大規模の太陽電池モジュール工場が30日、正式に稼働した。現時点の年産能力は500メガワット(MW)。1日付自由時報などが報じた。
屏東モジュール工場の生産ライン。同工場では塩害、高温、高湿度に耐える太陽電池モジュールも生産する(30日=中央社)
同工場の第1期部分の年産能力は1ギガワット(GW)まで拡充可能。TSECの廖国栄董事長は、第2期拡張後の年産能力は2~3GWに達すると述べた。
廖董事長は、屏東工場は高度な自動化生産設備を採用、無人搬送車(AGV)を導入しており、品質の確保や納期短縮が期待できる他、台湾で唯一、標準型、ハーフカット、バイフェイシャルなど多様な高効率太陽電池モジュールの同時製造に対応すると説明した。
稼働記念式典に出席した頼清徳行政院長は、将来の原子力発電所の廃止後、太陽光発電が重要な役割を担うと指摘。太陽電池、モジュール、関連システムを同時製造できる屏東工場の稼働は台湾にとって大きな意味を持つと述べた。
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