ニュース 医薬 作成日:2018年5月2日_記事番号:T00076793
台北市政府は30日、台湾高速鉄路(高鉄)南港駅南側に計画するバイオテクノロジー産業集積地「南港生技産業聚落」のBOT(建設・運営・譲渡)契約を世康開発と締結した。早ければ2021年末に供用を開始する。投資額は48億台湾元(約180億円)。1日付中国時報などが報じた。
南港生技産業聚落の完成予想図。地上19階、地下3階のビルがメーンとなる(30日=中央社)
「南港生技産業聚落」の開発計画によると、約1.5ヘクタールの用地にベンチャー企業の育成や技術の研究開発(R&D)などを行うイノベーション育成センター(5,000坪以上)のほか、オフィスやR&D用の実験室、試験生産用の小規模工場などを備える1万2,000坪の施設を設置する。完成後の年産額は500億元を見込んでおり、近くにある▽中央研究院(中研院)▽南港軟体工業園区(南港ソフトウエアパーク)▽内湖科技園区(内科)──と共にバイテク産業クラスターを形成する見通しだ。
台北市政府産業発展局は、BOTの契約期間は50年で、3,100件以上の雇用創出、68億元以上の歳入増が期待できると説明した。
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