ニュース 商業・サービス 作成日:2018年5月2日_記事番号:T00076795
日系を装った投資会社「百尺竿頭数位娯楽」によるオンラインゲーム開発大手、楽陞科技(XPECエンターテインメント)に対する株式公開買い付け(TOB)が不履行となった問題に関連し、投資家保護センター(投保中心)が起こした集団損害賠償訴訟で、台北地方法院はこのほど、被告に22億台湾元(約81億円)を連帯責任で賠償するよう命じる原告勝訴の判決を下した。1日付聯合報が報じた。
楽陞の許金龍董事長。既に懲役18年の一審判決を受けている(1日=中央社)
投保中心は昨年、百尺竿頭、XPECの大株主であるメガクラウド、百尺竿頭の責任者で日本籍の責任者の樫埜由昭氏を相手取り、総額46億元余りの損害賠償を求め提訴。このほか、XPECの許金龍董事長ら27人に約40億元、過去にも巨額詐欺事件を起こしている楊瑞仁氏ら4人に約28億元の賠償を求める訴えを起こしていた。楊瑞仁氏には別途約6億元の賠償が命じられた。
投保中心はこれまでに少なくとも投資家1万9,979人を代表して集団訴訟を起こした。TOBをめぐる賠償訴訟は台湾では初めてだ。
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