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確定申告スタート、基本生活費16.6万元非課税に


ニュース その他分野 作成日:2018年5月2日_記事番号:T00076796

確定申告スタート、基本生活費16.6万元非課税に

 個人総合所得税の確定申告が1日から始まった。うち窓口での申告手続きは、初日に大きな混乱はなく、2日付蘋果日報によれば、窓口での申告にかかる所要時間は10分間程度だったという。

/date/2018/05/02/16tax_2.jpg確定申告初日は労働節の休日に当たり、多くの納税者が税務署に足を運んだ(1日=中央社)

 国税局は今年から窓口での申告で順番待ちを減らすため、番号札をオンラインで受け取れるサービスを開始した。これにより、納税者は長時間窓口で待つ必要がなくなった。

 今年からは基本生活費16万6,000台湾元(約61万円)が非課税となった。非課税枠を家族の人数で乗じた額と控除総額のいずれか高い額で控除が認められる。基礎控除は従来の8万5,000元から8万8,000元に引き上げられた。70歳以上の基礎控除は12万7,500元から13万2,000元に引き上げられた。

 税金還付の時期は、オンラインや電話応答による申告者が7月31日、窓口での申告者が10月31日、申告遅延者などは来年1月18日となる。