スマートフォン世界５位の中国メーカー、維沃移動通信（ｖｉｖｏ）台湾支社の韋奇夆副総経理は２日、今後２～３年以内に台湾スマホ市場で５位以内、シェア５%を目指す考えを示した。３日付経済日報などが報じた。
「Ｘ21」のロック解除は指紋認証と顔認証の両方に対応する（同社リリースより）
ｖｉｖｏは２日、米シナプティクス製のディスプレイ一体型指紋認証センサーを搭載した新機種「Ｘ21」を台湾で発表した。４日発売で、本体価格は１万6,990台湾元（約６万3,000円）。画面占有率90.3%のスクリーン設計で、カメラにはＡＩ（人工知能）技術を利用した写真撮影や顔認証機能を搭載。顔認証は赤外線を利用することで暗い場所でも対応する。
ｖｉｖｏは、「Ｘ21」は３月に中国で発売後、供給が追い付かないほど人気があると指摘。台湾では通信キャリア大手の中華電信、台湾大哥大（台湾モバイル）と提携すると説明した。
