ニュース その他製造 作成日:2018年5月3日_記事番号:T00076815
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した4月製造業購買担当者景気指数(PMI)は58(季節調整値)で、前月比0.5ポイント上昇した。「景気拡大」を示す50以上は25カ月連続となり、過去最長を更新した。なお、今回から季節調整値の発表に変更した。3日付工商時報が報じた。
呉中書・中経院院長は、台湾経済は景気拡大傾向にあるものの、米中貿易摩擦の影響で、一部の数値が小幅下落したと説明した。
4月のPMIを構成する主要5項目のうち、▽生産高、58(前月比4.1ポイント上昇)▽雇用、55.9(1.2ポイント上昇)▽新規受注、56.0(0.9ポイント上昇)──が上昇した。一方、サプライヤー納期は62.2で前月比0.5ポイント下落、原材料在庫は58.1で3.1ポイント下落した。
業種別では、▽化学・バイオ医療、53.9(前月比8.3ポイント下落)▽基礎原材料、57.2(5.2ポイント下落)▽食品・紡織、53(5.2ポイント下落)▽電力・機械設備、62.1(2.8ポイント下落)▽交通設備、54.3(1.8ポイント下落)▽電子・光学、65.3(0.4ポイント下落)──といずれも下落した。
製造業全体の「今後6カ月の景気見通し」指数は63で前月比1.8ポイント下落した。
4月の非製造業総合指数(NMI)は55.6で前月比1.2ポイント上昇。14カ月連続で「景気拡大」となった。
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