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中部の産官学、医療器材連盟を設立


ニュース 医薬 作成日:2018年5月3日_記事番号:T00076819

中部の産官学、医療器材連盟を設立

 台湾中部のバイオメディカル産業発展に向け、台中市、彰化県、南投県、苗栗県政府と学術界、関連企業の代表は2日、「中台湾微創医材与智慧輔具聯盟平台(低侵襲医療器材とスマート型補助具連盟プラットフォーム)」の設立を発表した。同連盟は今後、台中市の中国医薬大学(中医大)が同市水湳経貿園区に開発する「水湳国際健康産学園区」を拠点とし、中部の大型医療機関や中部科学工業園区(中科)などの有望企業と協力して世界市場進出を目指す。3日付工商時報が報じた。

/date/2018/05/03/09alliance_2.jpg中部各界のリソースを結集し、研究開発、人材育成、産業集積、商機開拓を行う(南投県政府リリースより)

 同日、台中市政府で行われたプラットフォームの始動式典には、中医大と亜洲大学の連合体、「中亜聯大」の蔡長海董事長、中南部を拠点とする病院経営会社、秀伝医療体系の古鳴洲副総裁、内視鏡大手の鐿鈦科技の代表などが出席した。

 特に中亜聯大の医療部門はバイオメディカル産業における重要な研究開発(R&D)拠点として、幹細胞治療、免疫細胞治療、遺伝子治療、低侵襲医療器材、スマート型補助具など最先端医療に関する研究を行っている。さらに事務機器販売大手、震旦集団(オーロラグループ)と合弁で設立した低侵襲医療器材関連会社「長陽生医国際」など関連分野で多くの企業を立ち上げている。