ニュース 政治 作成日:2018年5月3日_記事番号:T00076826
11月に行われる台北市長選挙で市政奪回を目指す野党国民党は2日、予備選挙に当たるアンケート調査の結果、2016年まで20年以上同市を基盤に立法委員を務めた丁守中氏(63)が得票率47.63%で1位となり、早ければ来週にも開かれる党中央常務委員会で正式に候補として指名されることとなった。2日付聯合晩報などが報じた。
丁氏は国民党支持層には高い知名度があるものの、若年層の支持は柯市長に劣るため、同層へのアピールが課題となる(丁守中氏フェイスブックより)
丁氏は台北市長選が初めて行われた94年以降、4回にわたり党公認候補を目指してきたが、対立候補に敗れるか出馬辞退でかなわなかった。5回目の挑戦でようやく宿願を果たし、現職の柯文哲氏(58)に挑むことになった。
丁氏は「柯氏の業績はメディアの評価では落第で、思われているほど強くない。アンケート調査の結果は、でたらめな話や空疎な話をする市長を、全ての市民が好んでいないことを示した」と述べ、市政奪回に自信を示した。
与党民進党は柯市長に協力するか独自候補を擁立するかまだ決定していないが、国民党は候補擁立を見送る可能性が高いとみている。現時点での丁氏と柯氏の支持率については五分五分と判断している。
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