ニュース 電子 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076837
市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーは、第2四半期もテレビ用液晶パネル価格の下落が続き、9~22%下落すると予測した。中国での新工場稼働や、6月開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会向け在庫準備の終了が要因だ。4日付経済日報などが報じた。
サイズ別では、テレビ用32インチパネル価格の下落幅が最も大きく、20~22%下落すると予測した。この他▽43インチ、13~15%下落▽49インチと50インチ、12~14%下落▽55インチ、9~11%下落▽65インチ、14~16%下落──と予測した。
中国では、咸陽彩虹光電科技(CHOT)の第8.6世代工場が3月に稼働、中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)グループの四川省成都市の第8.6世代工場も今月量産予定で、32インチ、43インチ、49インチ、55インチパネルの供給量が増加すると予想されている。
京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の第10.5世代工場も3月に量産を開始し、年末までに月産8万枚(ガラス基板投入枚数)を計画している。このため、65インチ、75インチパネル供給量が増える見通しだ。
ウィッツビューの楊晴翔研究副理は、65インチ以上の超大型パネルの価格競争が始まったと指摘。今後65インチパネルに主流が移り、55インチパネル価格の下落につながると予測した。
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