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工作機械の工業園区計画、台中市大里・神岡に


ニュース 機械 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076840

工作機械の工業園区計画、台中市大里・神岡に

 台中市政府の黄景茂秘書長は3日、同市大里区、神岡区に計388ヘクタールの工業園区を設置すると明らかにした。工作機械メーカーの工場用地に充てる。3~4年後の着工を予定する。4日付経済日報が報じた。

/date/2018/05/04/05machine_2.jpg台湾国際工具機展は今年台湾で最大の工作機械展示会となる(TMTSフェイスブックページより)

 台中市政府は同日、11月7~11日に工作機械の見本市「台湾国際工具機展(台湾国際マシンツールショー、TMTS)」を台湾高速鉄路(高鉄)の台中烏日高鉄特区で開催すると発表した。5回目となる今年は、企業750社が過去最多の4,300小間のブースを出展する予定だ。5日間の開催期間中にバイヤー延べ8万5,000人の来場、100億台湾元(約370億円)以上の受注額を見込んでいる。

 TMTSの主催を務める台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)の黄建中秘書長は同日、最近は台湾元が米ドルに対して下落しており、工作機械メーカーの受注増、粗利益率の向上につながると述べた。その上で、今年通年の台湾の工作機械輸出額は前年比15~18%増加すると予想した。

 統計によると、第1四半期の機械設備輸出額は64億3,000万米ドルで前年同期比18.3%増、このうち工作機械は8億2,100万米ドルで19.1%増だった。