太陽電池用導電性ペースト最大手、碩禾電子材料（ギガソーラー・マテリアルズ）３日、第１四半期純利益は１億800万台湾元（約４億円）で、前年同期の2.77倍に拡大したと発表した。４日付経済日報などが報じた。
同社の第１四半期連結売上高は22億4,200万元で、前期比13.47％減、前年同期比0.9％増。粗利益率は12.48％で、前期比4.01ポイント上昇ながら、前年同期比では4.2ポイント下落した。
ギガソーラーは昨年第４四半期に純損失４億4,900万元を計上し、通年でも純損失２億900万元と、株式公開以来初の赤字に転落した。市場では、昨年第４四半期に米ダウ・デュポンへの特許使用料２億元を計上したためとの観測が出ているものの、同社は秘密保持条項により明らかにできないと説明した。
