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10分でデング熱感染診断、柏勝生技が検査機器開発


ニュース 医薬 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076842

10分でデング熱感染診断、柏勝生技が検査機器開発

 バイオベンチャーの柏勝生技(ブルセンス・ダイアグノスティクス)は、10分間でデング熱ウイルスとジカウイルスへの感染有無を確認できる携帯型の検査機器「ブルボックス」を開発した。世界最速のデング熱ウイルス検査速度、世界初のジカウイルス高速検査機器とうたう。7月に台湾で発売する予定だ。4日付自由時報が報じた。

 ブルボックスは血液1滴で両ウイルスの感染有無を検査できる。正確度は90%に達する。

 柏勝生技の孫偉芸執行副総経理は、中央検査室でデング熱ウイルスの検査を行えば4~5時間かかり、現在使用されている高速検査用の試験紙でも20~30分が必要で、正確度もわずか60~70%と、ブルボックスの優位性を説明した。

 孫執行副総経理はまた、ブルボックスはブルーレイ読み取り技術を応用して開発したことも説明した。製品は台湾で生産するという。