ニュース 金融 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076847
3日午前9時ごろ、中華郵政の台湾全土の3,200台以上の現金自動預払機(ATM)でシステム障害が発生し、1時間以上にわたって利用できなくなるトラブルがあった。このトラブルで、窓口業務やインターネットバンキングも影響を受けた。影響を受けた顧客は少なくとも10万人以上とみられる。4日付蘋果日報などが報じた。
ATMの停止によって、生活費を引き出せないなどの不満の声が上がった(3日=中央社)
中華郵政によると、同日朝に更新したソフトウエアプログラムに問題があり、月初で取引量が多かった要因も加わり、通信系統に異常が発生したという。
金融監督管理委員会(金管会)は、ソフトウエア更新に起因する大規模障害は初めてと指摘。影響のあった取引などについては取りまとめ中だと説明した。中華郵政は、規定により7営業日以内に金管会への報告を求められる。
中華郵政のATMでは、2005年、07年、15年にも大規模な障害が発生している。
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