ニュース その他分野 作成日:2018年5月4日_記事番号:T00076851
人工知能(AI)プラットフォーム企業の沛星互動科技(Appier)はこのほど、台湾の消費者による「クロススクリーン行動」に関する報告書をまとめた。クロススクリーン行動とは、例えばスマートフォンで検索を行い、パソコンで商品を注文するなど異なるデバイスを活用した複雑な消費行動を指す。
4日付工商時報によると、Appierの李婉菱営運長は「賢さ」と「気まぐれ」を台湾の消費者の特徴として挙げた。
報告書によれば、台湾の消費者がインターネット広告を見て、実際にクリックするまでの広告露出回数はアジア太平洋地区の平均より37%多く、消費者の広告の対する敏感度が低下していることが分かった。
また、台湾の消費者の51%が4つ以上のデバイスを保有しており、アジア太平洋地区の平均(41%)を上回った。その上で、30%の消費者が異なるデバイス上で異なる広告を閲覧していた。
報告書は「台湾のネットユーザーの行動は想像よりも複雑で、ブランドにとっては大きな試練だ」と指摘した。
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